離婚に難色を示していた夫が一転。弁護士の交渉により円満離婚へ!
Sさんの解決事例(40歳代・女性)

職業 | 正社員 |
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結婚歴 | 21~30年 |
子ども | あり |
Sさんは、約25年の結婚生活になりますが、夫は日ごろから家事や育児にまったく協力せず、お酒による暴言などの影響で夫婦仲はすっかり冷え切るなど、家庭内別居の状態が18年も続いていました。また夫の親族は遠慮なくSさんの家に出入りし、家庭内のことに対しても口を出してくるため、Sさんは常に大きな精神的ストレスを抱えていました。
Sさんは、子どももある程度大きくなり、子どもが独立して家を出て行った後の生活を考えるだけで恐ろしく、いずれ夫と2人きりで過ごしていくことに耐えられないという気持ちから離婚を決意し、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
Sさんの夫は、お酒を飲むと気性が荒くなることもあり、Sさんがご自身で離婚を切り出すのは難しい状態でした。そのため、Sさんからは「家を出て夫と離れ、離婚についての交渉は弁護士に依頼することで円満に離婚を進めたい」というご依頼をいただきました。
ご依頼を受けた弁護士は、書面や電話にて夫との交渉を重ねました。夫は、当初離婚に難色を示していたため、Sさんの今までの気持ちやお金の面での希望などを伝え、心の整理ができるよう丁寧な説明を行いながら、さまざまな条件を一つひとつ決めていきました。
その結果、ご依頼いただいてから5ヵ月で無事離婚を成立させることができました。また、当初Sさんは「親権だけでも取って、とにかく離婚したい」と希望していましたが、弁護士の交渉により、離婚の合意と親権だけでなく、子どもひとりにつき月10万円の養育費と1000万円以上の財産分与という条件についても同意を得たうえで、その内容を公正証書として残すことができました。
Sさんのように、配偶者が感情的な場合には、なかなか離婚を切り出せなかったり、自身で交渉してもまともに取り合ってもらえず、話がまとまらないケースが多々あります。そのような場合でも、弁護士にご依頼いただければ、ご希望に沿った形での離婚ができるよう相手方と粘り強い交渉を行うことができますので、まずは弁護士にご相談ください。