突然、夫から離婚を突き付けられ裁判に!弁護士が間に立つことで、早期に、より有利な条件で離婚が成立。
Mさんの解決事例(40代・女性)

職業 | パート |
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結婚歴 | 21~30年 |
子ども | あり |
結婚してから約25年になるMさん夫婦は、結婚当初から夫婦間でのもめごとが多く、子どもが生まれてからもそれは変わらなかったため、夫婦仲は次第に冷めていきました。そしてある日突然、Mさんは夫から「性格の不一致」を理由に離婚調停を起こされてしまいました。Mさんは突然のことでどうしたらよいかわからなかったものの、夫にいわれるがまま離婚することに不安を感じ、調停は不成立となりました。しかし、夫はその後、離婚裁判を起こしてきたため、Mさんはこれ以上ご自身で対応するのは無理だと思い、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
Mさんは、20年以上も連れ添ってきた夫から、まさか一方的に離婚を切り出されるなど想像もつかず、驚きとショックでご自身のお気持ちがわからなくなっていました。そのため、離婚するべきかしないべきか、また裁判手続の中で自分が何をどう主張したらよいかなど、ひとりではとても判断することはできない状況でした。
そこで、まず弁護士はMさんに「ご自身がどうしたいのか?」をしっかりと確認し、離婚したくない場合と、条件次第で応じる場合、それぞれの今後の進め方を丁寧に説明しました。そのうえで、もし離婚をすると決めた場合、今後の生活を考慮してどのような条件を希望するのかを一緒に話し合いました。
Mさんは熟考したうえで、相手が提示した条件次第では離婚に応じると決意。それを受け、当事務所の弁護士は、Mさんのお気持ちを相手に伝えるため、これまでの経緯やMさんがどう感じているかなどを丁寧にまとめた書面を作成し、裁判所へ提出しました。さらに、Mさんやお子さまが不安なく今後の生活が送れるよう、相手から最大限よい条件を引き出すべく交渉を重ねました。
その結果、最初は財産分与として1000万円を渡すと提示していた相手に対して、財産分与額を1400万円まで引き上げることに成功。さらに、通常は時間のかかる裁判であるにもかかわらず、ご依頼を受けてから4ヵ月で和解を成立させることができました。
Mさんのように、突然相手から離婚を請求されてしまうケースは少なくありません。その場合、動転する気持ちとは裏腹に、離婚すべきかどうか、別れるのであればどういう条件を提示すればよいのかなど、考えなければならない問題が山積していることから、どうすればよいのかわからなくなってしまう方も多くいらっしゃいます。
そんなときはおひとりで悩まず、弁護士に一度相談することをおすすめいたします。弁護士に相談することで、法的なアドバイスを受けられるだけではなく、ご自身のお気持ちが整理されることもあります。また、裁判に至った場合にはおひとりで対応するのは困難です。万全の準備を行うためにも、早めに弁護士へご相談ください。