離婚後の年金分割に対応。受取金額が年間50万円以上増え、将来の不安を解消!
Yさんの解決事例(50代・女性)

職業 | パート |
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結婚歴 | 21~30年 |
子ども | あり |
Yさんは、28年間の結婚生活を過ごした夫と離婚をしました。しかし、Yさんは財産分与や年金分割について細かな取り決めや書類の作成を行わず、口約束のみで離婚を成立させてしまいました。
そして離婚成立後、Yさんは元夫に対して年金分割の話をしたところ、「年金分割?そんな話はしていない」と言われてしまいました。電話はなかなか繋がらず、元夫の現住所もわからないため、話はいっこうに進みませんでした。Yさんはどうすればいいのかわからなくなってしまい、当事務所にご相談くださいました。
ご依頼を受けた当事務所の弁護士は、まずYさんが年金事務所から取得した年金分割のための情報通知書をもとに、年金分割後の見込み額を計算しました。また、元夫の現住所を調べ、年金分割に応じるように求めた通知を送付しました。しかし、元夫は通知の受け取りを拒否し続け、電話をかけても出ませんでした。
そのため、当事務所はYさんと相談し、家庭裁判所に年金分割の審判申立を行いました。審判では、当事務所は裁判所に対して年金分割の按分割合50%を主張しました。その結果、当事務所の主張が認められ、Yさんは年金の受取金額が年間にして50万円以上も増額されることになりました。
今回のように、離婚の際にきちんとした取り決めや書類の作成を行っていないと、後々に大きな損害を被ってしまいます。弁護士が介入し、年金分割を主張することで、将来の年金の受取金額が増額される場合があります。離婚後も年金分割は可能です。離婚後2年で時効となってしまいますので、まだ手続を行っていない方は当事務所までお早めにご相談ください。