長年にわたって離婚を拒み続けてきた夫も、弁護士の臨機応変な対応方針により、離婚に合意!
Rさんの解決事例(60代・女性)

職業 | 契約社員 |
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結婚歴 | 30年以上 |
子ども | あり |
Rさんは、長年、円満な夫婦生活を送ってきましたが、夫の退職を機に夫婦関係が悪化しました。夫は退職後、職を転々としながら、ギャンブルなどの浪費が増え、生活費を支払わなくなりました。度重なる夫の身勝手な行動にRさんは心身ともに疲弊し、別居することにしました。別居中、離婚調停を申し立て、夫と話合いをしましたが、条件等で意見が一致せず、まとまりませんでした。そこで、Rさんは、夫と離婚するために今後どうすればよいのか知りたいと、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
Rさんのお話によると、夫は夫婦関係の修復が不可能であることを認めているものの、Rさんの資産をもらわない限りは離婚しないと言っているとのことでした。対して、Rさんは、長年、婚姻費用をもらっておらず、1円も夫に支払いたくないとのことでした。当事務所の弁護士は、Rさん夫婦は同居期間よりも別居期間が長く、すでに夫婦の婚姻関係は破綻している状態であり、夫は別居中に浮気など不貞行為もしていたため、離婚は認められる可能性が高いことを説明しました。
ご依頼を受けた当事務所の弁護士は、早速、夫との話合いを行いましたが、夫は一切応じなかったため、再び、家庭裁判所に調停申立てを行いました。調停で夫は、「なんで離婚しなきゃいけないのか。今のままでいいじゃないか」と態度を保留しました。しかし、Rさんが離婚を強く希望していたため、弁護士は、一旦調停を取り下げ、離婚裁判を提起。裁判になったことで夫は特に反論せず、通常は時間のかかる離婚裁判にもかかわらず、1ヵ月というスピードで離婚の合意に至りました。
今回のように、離婚を決意し、話合いをしたとしても、相手方は、あれこれ理由をつけて離婚を断り続けることがあります。ご自身で離婚調停を申し立てても、結局、相手に言い負かされてしまうこともあります。弁護士にご依頼いただければ、依頼者のご希望に沿って、さまざまな弁護方針を立て、書面の作成から訴訟まで一貫して対応し、離婚を実現できるよう尽力いたします。離婚の話合いがまとまらないなど、お困りのことがありましたら、当事務所へお気軽にご相談ください。