浮気・不倫の慰謝料問題を弁護士に相談するならアディーレ法律事務所

交渉、調停、裁判。慰謝料トラブル解決の3つの手段!

浮気・不倫に関する慰謝料トラブルを解決するには、「交渉」、「調停」、「裁判」の3つの方法があります。ここでは、それぞれの方法のメリットやデメリットを解説します。

交渉で慰謝料の支払いを取り決める場合

交渉で慰謝料の支払いについて取り決めを行う場合、主に書面での交渉と、口頭(電話)での交渉の2種類の方法があります。

書面での交渉
メリット
  • 書面に主張が記載されているため、お互いの言い分が明確
  • 瞬時に回答をする必要がなく、主張の組み立てに時間をかけられる など
デメリット
  • 書面でのやり取りのため時間がかかる など
口頭(電話)での交渉
メリット
  • その場で主張を言い合えるため、早期解決の可能性が高い など
デメリット
  • 口頭のため、「言った」、「言わない」の言い争いになる
  • 相手方の言い分に対して瞬時に適切な対応が求められる
  • 知識に乏しく、交渉力が弱いと、不利な状況のまま合意させられる など

調停で慰謝料の支払いを取り決める場合

慰謝料調停は、「調停委員」とよばれる第三者が当事者双方の言い分を聞き、アドバイスをしたり、調停案の提示をしたりします。

メリット
  • 話し合いにより合意に至った場合は「調停調書」が作成され、裁判所を通した法的な手続でありながら、柔軟な解決が図れる
  • 直接相手とやり取りをしなくてすみ、比較的冷静に話し合いをすることが可能 など
デメリット
  • 双方の合意がなければ「調停調書」が作成できない
  • 双方の言い分が決裂した場合、裁判へ進まざるを得なくなり、時間と費用がムダになる など

「交渉」、「調停」、「裁判」の3つの方法のいずれも、手続が専門的かつ煩雑です。ご自身ひとりで行うことは時間的・精神的にも非常に大きな負担となりますので、法律の専門家である弁護士に相談することをおすすめします。

裁判で慰謝料の支払いを取り決める場合

もし交渉で折り合うことができなかった場合などは、裁判を行い、「和解勧告」の打診による和解や、裁判所に慰謝料の金額などの判決をもらうなどして解決を図ります。

メリット
  • 裁判官による適正な判断をしてもらえる
  • 相手の意思に関係なく、裁判官の判断によって離婚を成立させることができる
  • 判決には強い強制力があり、相手が従わなかった場合、強制的に慰謝料を支払わせることができる など
デメリット
  • 事案によっては、「当事者尋問」が行われ、当事者同士が顔を合わせる
  • 手続が専門的かつ煩雑であり、時間的・精神的に大きな負担となる など

監修者情報

弁護士

池田 貴之

いけだ たかゆき

【Xアカウント】
@ikeda_adire_law

資格
弁護士
所属
第一東京弁護士会
出身大学
法政大学法学部、学習院大学法科大学院

私が弁護士を志したきっかけは、日常生活の中で時々、法的な問題に直面することがあったことです。法律というものは難解なものであると思われている側面が強いと思います。私も勉強するまでは、ちょっと近づきがたいものだと思っていました。しかし、弁護士となったからには、依頼者の方が何に悩んでいて何を求めているのかをしっかりと共有し、少しでも分かりやすく法的な問題点をご説明し、今後どのように問題解決に向けていくことが出来るのかを一緒に考えていきたいと思っております。

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※2024年10月時点。