浮気・不倫の慰謝料問題を弁護士に相談するならアディーレ法律事務所

W不倫(ダブル不倫)発覚! 慰謝料請求してもいい?

夫・妻が不倫していた!そして、相手の女性・男性も結婚している人だった!もしかして、これってW不倫!?

  • 不倫相手との関係を断ち切りたい。
  • 自分のしたことを分からせたい!
  • 不倫相手から慰謝料を払ってもらいたい!

配偶者であるあなたには、いろいろな思いがあると思いますが、どうぞ早まらないで!
下記で、W不倫への対処法や、不倫相手への慰謝料請求について、弁護士が分かりやすく解説いたします。

この記事を読んでわかること

  1. W不倫のきっかけ
  2. W不倫が発覚した場合の3つの選択肢
  3. W不倫の慰謝料請求をすると逆にトラブルを招くこともある

私の夫・妻がW不倫(ダブル不倫)?

まず、W不倫(ダブル不倫)とは、結婚している人同士の不倫をいいます。

W不倫の場合、お互い家庭があるため、子育てや夫婦間の悩みなど共通の話題が多く、親密になることもあるようです。また、お互い、今の家庭は維持したままで刺激を求めるという、割り切った関係になりやすく、「バレなければよい」という気軽な気持ちで不倫関係を始める方も多いです。

あなたの夫・妻もこんなきっかけでW不倫をしてしまったかも!?

W不倫のご相談は多いです。そして、ご相談を受けていると、W不倫のきっかけには多くの共通点があります。あなたの旦那さん・奥さんのW不倫のきっかけも、以下のいずれかではないかと思います。

  1. 職場
  2. 職場は、毎日顔を合わせ、一緒に過ごす時間が多いことから、親密になりやすい環境です。悩みごとの相談や飲み会の席をきっかけにW不倫が始まることも多いです。

  3. 子どもの学校行事や習い事
  4. 子どもの習い事や学校行事は、子どもという同じ話題や悩みを共有しやすいことから、相談をきっかけにW不倫が始まることも多いです。

  5. 同窓会
  6. 同窓会では、昔好きだった人、学生時代の元カレ・元カノと再会することがあります。お互いに当時の感情を思い出し、刺激を求める気持ちからW不倫が始まることも多いです。

  7. SNS・マッチングアプリ
  8. SNS・マッチングアプリを使うと、同じ趣味の方や好みの方とピンポイントでつながることができます。単調な毎日の中で、刺激を求めてW不倫が始まることも多いです。

夫・妻のW不倫が発覚した場合のあなたの選択肢3つ

旦那さん・奥さんがW不倫していた場合、あなたはどうしたらよいでしょうか。あなたには、3つの選択肢があります。

離婚する

W不倫と聞くと、真っ先に「離婚」という選択肢を思い浮かべる人が多いです。しかし、離婚する場合には、いろいろなことを想定しておかなければなりません。

まず、財産分与や不倫の慰謝料といったお金の問題が発生します。また、離婚後は、自分一人で稼ぎ、家事全般を行うという生活になりますので、あらかじめ準備しておくほうがいいでしょう。加えて、お子さんがいる場合には、親権・養育費など話し合うべきことがたくさんあります。

ですので、W不倫を知って離婚したいと思ったとしても、その場の感情に任せるのではなく、焦らずじっくり考えて決めることが重要です。

不倫相手との関係を断ち切る約束をさせる

不倫相手との関係を断ち切るための手段として、不倫相手と話し合い、不倫関係を続けないように、また、連絡すらも取らないようにという約束をさせるという選択肢があります。また、そのような約束をしたうえで、その内容を書面に書いて残しておくことが重要です。

このような書面を「示談書」といいます。

不倫相手に慰謝料を請求する

「不倫相手との不倫関係を断ち切らせるという約束をさせるだけでは気が済まない、自分にしことを分からせたい」ということで、不倫相手に慰謝料請求するという選択肢もあります。

不倫は当然、違法な行為ですので、不倫相手に慰謝料請求することは可能です。家庭は大事にしたいけれど、相手は許せないという方におすすめできる選択肢です。

不倫相手に慰謝料請求をするときに気を付けること

慰謝料はいくら請求してよいの?

不倫相手に対して慰謝料請求すると言っても、いくらくらいを請求したらよいのでしょうか。このような請求をするときには、まず、裁判上の相場の額が参考になります。

下記の金額の範囲内で請求しておけば、「ありえない金額の請求だ!」とまでは言われないでしょう。

慰謝料請求金額の相場
結婚生活を続ける場合 数十万円~100万円
結婚生活を続けない場合
(離婚・別居など)
100万円~300万円

※どちらから誘ったか、交際期間はどのくらいか、離婚をする・しないなどの個別事情によって金額は異なります。

証拠集め

不倫相手に請求するときに、不倫相手から「証拠があるのですか?」と言われてしまう可能性もあります。そうならないためには、W不倫の証拠を用意しておくことをおすすめします。

たとえば、LINEやマッチングアプリのトーク履歴、探偵の報告書、不倫相手が映った写真、旅行の領収書などがないか確認しておきましょう。
このような証拠があれば、自信をもって「証拠はありますよ!」と言えますね。

W不倫の慰謝料請求をするときにはトラブルにならないように注意が必要!

不倫相手に対して慰謝料請求をするとき、反対に、あなたがトラブルに巻き込まれる可能性があります。慰謝料請求するときに、どんなトラブルが生じるかを事前に知っておくことが重要です。

あなたの夫・妻が仕事を失う?

職場で知り合ってW不倫をしたような場合、職場にW不倫がバレてしまうと、不倫相手だけでなく、あなたの旦那さんや奥さんまでも、職場に居づらくなる可能性があります。場合によっては、何らかの処分や部署の異動を求められる可能性もあります。

そのため、不倫相手に連絡するときには、職場に直接電話したり、仕事中に連絡したりすることは避けるなど、連絡方法に気を付ける必要があります。

あなたの夫・妻に慰謝料を請求される?

職場にバレるというトラブルを避けられたとしても、別のトラブルがあります。それは、あなたの夫・妻が請求を受けるということです。

具体的には、

  1. あなたが不倫相手に請求したことをきっかけにして
  2. 相手の夫婦の間で不倫の事実がバレて
  3. 相手の夫婦が「そっちの夫婦が請求してくるならば、反対にこっちも請求しよう」と考える

ということです。

このような流れで、あなたの旦那さん・奥さんが「あなたも不倫しましたよね」と請求を受けることがあります。

このような場合には、法律上の対応が必要になります。

トラブルを避けて、不倫相手に慰謝料請求するには?

では、できるだけトラブルを避けて慰謝料請求をするという方法はないのでしょうか。W不倫の場合、不倫相手にも家庭があり、夫や妻がいる以上、100%トラブルを避けることは難しいですが、できる限りトラブルを回避するということはできます。

たとえば、職場にバレないようにしたいならば、不倫のことを言いふらさないようにすることを法的に約束させるという方法があります(専門用語で、「口外禁止条項」といいます。)。

また、反対請求についても、法律上、本当に成立するのかどうかを弁護士などの専門家にチェックしてもらうという方法があります。

【まとめ】浮気・不倫の慰謝料請求なら無料相談ができるアディーレの弁護士におまかせください

W不倫の場合、それぞれの家庭状況や夫婦関係等を考えたうえで、専門的な交渉をしなければなりません。また、不倫に関わる人間関係が複雑であるため、法律関係が非常にややこしいといえます。

そのため、うまく解決するには、多くのスキルや専門知識が必要となります。夫・妻のW不倫を知ってしまった場合には、法律の専門家である弁護士へ依頼することをおすすめします。

アディーレ法律事務所には、浮気・不倫の慰謝料請求を多く扱っている弁護士が多数所属しています。ご相談は何度でも無料!ぜひご相談ください。

監修者情報

弁護士

池田 貴之

いけだ たかゆき

【Xアカウント】
@ikeda_adire_law

資格
弁護士
所属
第一東京弁護士会
出身大学
法政大学法学部、学習院大学法科大学院

私が弁護士を志したきっかけは、日常生活の中で時々、法的な問題に直面することがあったことです。法律というものは難解なものであると思われている側面が強いと思います。私も勉強するまでは、ちょっと近づきがたいものだと思っていました。しかし、弁護士となったからには、依頼者の方が何に悩んでいて何を求めているのかをしっかりと共有し、少しでも分かりやすく法的な問題点をご説明し、今後どのように問題解決に向けていくことが出来るのかを一緒に考えていきたいと思っております。

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※2024年10月時点。